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軽井沢のバス事故 年内めどに事情聴取終了

会合後、取材に応じる「1・15サクラソウの会」代表の田原さん(左)ら=23日、東京都千代田区会合後、取材に応じる「1・15サクラソウの会」代表の田原さん(左)ら=23日、東京都千代田区
 北佐久郡軽井沢町で昨年1月、大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故で、遺族でつくる「1・15サクラソウの会」は23日、長野地検が近く遺族と負傷者の事情聴取を始め、年内をめどに終えるとの見通しを明らかにした。6月に業務上過失致死傷容疑で書類送検された運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)社長らの起訴の可否判断に向けて捜査を急ぐ。同会は8月、同地検に速やかな起訴を申し入れており、聴取に協力する方針だ。

 同日、都内で開かれた同会の会合後、代表の田原義則さん(52)らが説明した。田原さんによると、同地検から今月上旬に連絡があり、近く事情聴取を始め、年内をめどに終えるとの見通しを伝えられた。事故では死亡した運転手を含め15人が死亡、26人が重軽傷を負った。今後個別に事情聴取の日程を調整する。

 田原さんは「事故の責任の所在を明確化することが再発防止につながる」と述べた。同会は24日、イーエスピーの社長と、事故当時に運行管理者だった元社員の起訴などを訴え、都内で署名活動を行う。

 同会は10月13日、国土交通省と5回目の意見交換会を開く予定。国交省委託の事業用自動車事故調査委員会の調査報告書(7月)に盛られた再発防止策などについて意見を交わす。

(9月24日)

長野県のニュース(9月24日)