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衆院選野党共闘、県内動き活発 共産2区・4区最優先  

 次期衆院選で共産党県委員会が、県内5小選挙区のうち2、4区を最優先に野党候補者の一本化を目指していることが24日、分かった。近く民進党県連、社民党県連などと協議したい考え。共産党県委員会の鮎沢聡委員長は取材に「野党と市民の共闘を実現させ、自民党現職に勝てる選挙区から一本化を調整していくべきだ」としている。

 共産党は4区を「必勝区」と位置付けており、鮎沢氏は「必勝区は絶対に立候補を取り下げない」と強調する。一方、中信地方で野党共闘を目指す四つの市民団体は23日、2区での野党候補の一本化を民進、共産両党に呼び掛けると発表。2区を最優先とすることについて、鮎沢氏はこうした市民団体の動きも踏まえたとする。

 2区は自民党現職の務台俊介氏(61)、民進党元職の下条みつ氏(61)、共産党新人の清沢達也氏(43)、日本維新の会新人の手塚大輔氏(34)が立候補を予定。

 共産党県委員会は、民進党が4区候補の擁立に難航していることから、2、4区の統一候補擁立の協議を具体化させたい考えだ。ただ、鮎沢氏は「統一候補について、最終的な判断は党中央委員会になる」としている。

 共産党の志位和夫委員長は23日、「互いに譲り合って接戦区を中心に(与野党)1対1の対決構図となる選挙区を広げていくことが大切だ」と述べ、野党候補者の一本化を巡り柔軟な姿勢を示していた。

 鮎沢氏は、2区の野党候補予定者のうち、誰に統一すべきかは明言していない。ただ、2区内の党関係者には、政策協議などを条件に下条氏への統一を容認する考えも出ている。

 4区は自民党現職の後藤茂之氏(61)、共産党新人で岡谷市・諏訪郡下諏訪町区選出の県議毛利栄子氏(66)が出馬を予定している。

(9月25日)

長野県のニュース(9月25日)