長野県のニュース

住民一丸、にぎやか御柱祭 伊那市富県の南福地地区

御柱を縄で引っ張ったり下から支えたりして建てる氏子ら御柱を縄で引っ張ったり下から支えたりして建てる氏子ら
 長野県伊那市富県の南福地地区で24日、地元の諏訪神社の7年目に1度の御柱祭があり、同地区内の約90戸の氏子が里曳(び)きをして、お宮の周りに御柱を建てた。境内には地域住民ら約200人が集まり、無事に御柱が建つと大きな歓声が上がった。

 御柱は4本。長さはいずれも6メートル18センチで、地域の繁栄を願い御柱祭の度に1寸(約3センチ)ずつ長くしているという。お宮の周りの四方に建て、23日にアカマツを使った四の柱、モミを使った三の柱をお宮の裏側に建てていた。

 この日は、二の柱と一の柱にするヒノキを曳行(えいこう)して地区内を回った。地元の長持ち保存会の会員約40人は家々で長持ちを披露。法被を着た小学生も同行した。

 境内では二の柱、一の柱の順に建てた。御柱の上部になる部分に縄を付けてあらかじめ掘った穴まで引っ張り、さらに縄を引き、下からも支えて慎重に建てた。祭典委員長の牛山博夫さん(69)は「事故もなく、みんなで一生懸命に力を合わせて無事に建てることができた。地域の人がこれからも平穏に暮らせることを願っている」と話していた。

(9月25日)

長野県のニュース(9月25日)