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三水第二小、惜別の獅子舞 飯綱

神楽を横に置き、獅子舞を踊る町赤東地区の住民ら神楽を横に置き、獅子舞を踊る町赤東地区の住民ら
 本年度で閉校する上水内郡飯綱町の三水第二小学校で24日、閉校記念行事の一環で、町東部に位置する赤東(あかとう)区の神楽が一堂に会し、獅子舞を披露する催しが開かれた。20〜40代の住民が中心となって獅子舞を踊り、「ソーレ」と威勢のいい声を上げて盛り上げた。子どもたちも含め大勢の住民が集まり、閉校する母校に思いをはせた。

 同校は来年度から三水第一小と統合し「三水小」となり、144年の歴史に幕を下ろす。同区から小学校がなくなるため、各集落の伝統芸能を披露し、学校への感謝と、住民が一体となる機会にしようと同区が企画。区長の庄村道男さん(70)は「皆のよりどころだった場所。『ありがとう』の気持ちを伝えたかった」と話す。

 同区内にある6集落のうち、神楽を持つ五つの集落が練り歩いて校庭に入場。順番に太鼓や笛、おはやしに合わせて獅子が舞い、小刻みに頭を動かし、華麗な刀さばきを披露した。

 獅子を舞った東柏原集落の会社員関光雄さん(28)は「大勢の前では初めてで、しっかり踊ろうと思った。一致団結した姿を見せられたと思う」と話した。

 獅子舞の様子を見ていた毛野集落の会社員の男性(59)は「区全体で集まる機会がない中、気持ちがそろったのは良かった」と話した。

(9月25日)

長野県のニュース(9月25日)