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喬木で幅くい設置開始 JR東海

幅くいを打ち直すための測量を行う作業員幅くいを打ち直すための測量を行う作業員
 JR東海は26日、リニア中央新幹線の本線の敷設などに必要な用地の範囲を示す「幅くい」の最終的な設置作業を下伊那郡喬木村で始めた。作業は10月上旬までに終え、その後に地権者ら向けの用地説明会、個別の用地交渉に入る。

 同社は2015年5月までに、本線の中心の位置を示す「中心線」にくいやびょうを打ち、中心線に沿って約22メートル幅で仮の幅くいを設置。今回は、仮の幅くいを設置した村内の約1・3キロ区間のうち、高架橋建設に伴う道路や水路の付け替えなどで用地範囲の変更が必要な約300メートルの区間で幅くいを打ち直し、用地を確定する。付け替える道路の設計協議などが長引き、工程は大きくずれ込んでいた。

 この日は同社社員らが立ち会い、地元業者の作業員が新たな幅くいを村道や民有地に打ち込み、仮の幅くいを抜いた。村によると、リニア工事によって村内では少なくとも会社3社と、住宅10戸以上が移転対象となる見通し。

 県内駅ができる飯田市での幅くいの設置は、道路や水路の付け替えが必要な一部箇所を除き、約2・5キロ区間で今年6月までに完了している。

(9月27日)

長野県のニュース(9月27日)