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茅野の保育園で再び集団感染 園児ら20人、O26の菌検出

 県諏訪保健所は27日、8月から9月初めにかけて腸管出血性大腸菌(O157、O26)の集団感染があった茅野市宮川の「わかば保育園」で、18〜24日にもO26の集団感染が発生したと発表した。男児1人が14日ごろに下痢の症状を訴え、19日に医療機関で感染を確認したため、全園児と職員を対象に検便を実施。園児計17人と職員3人の便から菌を検出した。いずれも軽症か症状が出ていないという。

 同保健所は、男児の感染を受け、最初の集団感染時は実施しなかった全職員、全園児を対象とした検便を21〜25日に行った。同園は、保菌が判明した園児と職員を休ませ、再度検便をした上で登園を認めるとしている。

 宮坂昌一園長によると、21、22、25日は通園の自粛を保護者に要請。30日予定の運動会は10月14日に延期し、手洗いやアルコール消毒を徹底、職員がトイレを中心に1日計3回清掃するなどしている。

 同保育園を運営する社会福祉法人信州福祉会(松本市)は「保健所の指導の下、消毒などをしている」とした。

 腸管出血性大腸菌は便の中の菌が接触で口に入ることで感染。平均4〜8日間の潜伏期間があり、腹痛や下痢を引き起こす。同保健所によると、諏訪地方で同期間にほかにO26に感染した人は確認されていない。

(9月28日)

長野県のニュース(9月28日)