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舞台芸術盛り上げ 松本で市民組織「MPAS」発足

音楽に合わせてTCアルプの俳優らと会員が踊るなど和やかに交流した発足イベント音楽に合わせてTCアルプの俳優らと会員が踊るなど和やかに交流した発足イベント
 松本市のまつもと市民芸術館などで開く舞台芸術を盛り上げようと、市民有志の組織「松本パフォーミング・アーツ・サポーターズ(通称MPAS=エムパス)」が27日発足し、同館で発足イベントを開いた。発起人や賛同者ら会員となった約80人が集合。同館の串田和美芸術監督や同館ゆかりの俳優らと交流を深めた。

 MPASは市内の演劇愛好家ら20人ほどが発起人となり、発足準備を進めてきた。作品背景を多くの人に知ってもらい、子どもが劇場に親しむ催しを開くといった舞台芸術を身近にする活動を構想。会員同士の交流を通じ、松本のまちづくりにつなげる狙いもある。

 会長に就いた市内の自動車販売会社経営、林勇次さんは「これまで育まれてきた文化芸術を楽しむ心や芸術館のような資源を生かし、より元気な松本にしていきたい」。串田さんは「芸術館に来る人にも来ない人にも、劇場の存在が活気として伝わっていくことが大事。みんなで一緒にたくさんのことをやっていきたい」と呼び掛けた。

 この日は同館を拠点に活動する劇団「TCアルプ」や、12月に上演する串田さん演出の舞台「24番地の桜の園」の出演者たちが音楽演奏などを披露し、会員らと踊りも楽しんだ。参加した松本市島立の会社員芳賀(はが)千津さん(47)は「観客としてだけでない関わり方が楽しみ」と話していた。

 MPASはまず「24番地の桜の園」について、原作を学ぶなどの事前イベントを企画する予定だ。

(9月28日)

長野県のニュース(9月28日)