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小平「男子レベル」に進化 長野で練習公開

山中大地(電算・後方左)らと氷上練習する小平奈緒(相沢病院)山中大地(電算・後方左)らと氷上練習する小平奈緒(相沢病院)
 スピードスケート短距離で昨季世界女王の小平奈緒(相沢病院)が2日、長野市エムウェーブでの氷上練習を報道陣に公開した。今季は男子選手の後ろについたり先頭を引っ張ったりして滑る機会が多く、「(思考が)男子レベルになってきた」と進化を強調。来年2月に平昌五輪を控えるシーズンに向け、成長を続ける決意を示した。

 氷上練習は7月下旬から北海道帯広市で始め、今月1日に滑走可能になったエムウェーブではこの日が2日目。地元での氷上練習は「気分を高めてくれる」と気持ちのスイッチを入れ、練習仲間の山中大地(電算)ら男子選手と共に500メートルを高速で滑るなど、休憩を挟みながら約1時間半、滑走した。

 夏場までの陸上練習で筋肉量を増やし、心肺機能を高める体づくりに成功。信州大時代から指導する結城匡啓コーチは「非常に良い状態。柔らかく氷に力を伝えるしなやかさに磨きがかかっている」と話す。土台作りが順調に進んだことで氷上練習のレベルも自然と上がり、小平は「男子の速い動きに対応できている。工夫しながら一歩先の練習をしている」と充実の表情を浮かべた。

 昨季の500メートルは、出場した国内外の全15レースを制すなど圧巻の成績を残し、平昌五輪での活躍に期待が高まっている。「マイペースを崩さず、気負うことなく自分の滑りを磨いていきたい」と小平。今季開幕戦の全日本距離別選手権(10月20〜22日・エムウェーブ)は、500メートル、1000メートル、1500メートルの3種目に出場する予定だ。

(10月3日)

長野県のニュース(10月3日)