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ワカサギ釣り制限緩和 大量死から資源量回復の諏訪湖

投網漁解禁初日に水揚げされた諏訪湖のワカサギ。今冬は釣りの制限も緩和される=9月4日、諏訪市投網漁解禁初日に水揚げされた諏訪湖のワカサギ。今冬は釣りの制限も緩和される=9月4日、諏訪市
 県や諏訪湖漁協、諏訪湖釣舟組合などは3日、諏訪湖で昨年夏に大量死したワカサギの資源量が回復しているとして、今冬の観光ワカサギ釣りの制限を昨冬より緩和すると決めた。今年12月から来年5月までの間、午前7時から8時間半で1人千匹までとする。大量死後の昨冬(2016年10月〜17年5月)は週2回の休漁日を設けた上で、午前7時半から8時間で1人500グラムまでとしていた。

 諏訪市で開いた「諏訪湖のワカサギに係る連絡会議」で同漁協が提案し、承認された。制限は、産卵が近付いたワカサギを一定量残しておくため。11月までは時間や量などの制限は設けない。釣りには遊漁券が必要。

 同漁協は組合員による投網漁を9月4日に解禁。週3回、1日3時間まで認めており、漁獲量などをみて終了時期を決める方針。諏訪湖のワカサギの漁獲量は減少傾向といい、武居薫組合長は「今のところ成長は順調だが、鳥や外来魚による捕食対策なども今後重要だ」と話している。

 一方、県水産試験場諏訪支場(諏訪郡下諏訪町)は連絡会議で、9月のワカサギの数は推定3400万匹で、13、15年の同期並みかやや少なめと報告。9月22日時点の1匹平均の重さは2・7グラム、体長は64・3ミリと、大量死があった昨年同期よりやや小ぶりだが、12〜15年の各シーズンより大きいとした。

(10月4日)

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