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女性向けの木曽漆器製品を 塩尻の職人と昭和女子大生が開発

昭和女子大の学生がデザインした漆塗りのアクセサリーや食器昭和女子大の学生がデザインした漆塗りのアクセサリーや食器
 長野県塩尻市木曽平沢の漆器職人5人が、昭和女子大(東京)でデザインを学ぶ学生たちと、漆塗りのアクセサリーや食器計13種類を共同開発した。木曽漆器の新たな販路開拓に向け、若い女性向け商品を作ろうと2年かけて準備。今秋から木曽平沢の「木曽くらしの工芸館」で販売している。

 共同開発した漆器製品は、「cocoroconcept(ココロ・コンセプト)」のブランド名で販売。同大の学生8人がデザインを担当し、ブローチには網目のような細かい模様や星を描いた。コップや皿には赤、黄といった明るい色を使っている。

 工芸館を運営する塩尻・木曽地域地場産業振興センターが、職員の知人を介して同大の桃園靖子教授に協力を依頼。桃園教授の研究室の学生たちが2015年から、木曽平沢で合宿して製造工程を見学したり、デザイン案について職人と意見交換したりして商品開発を進めてきた。

 携わった学生は今年3月に卒業したが、職人たちが改良を重ね、9月末に発売。手作り品を販売するサイト「minne(ミンネ)」でも同時期に販売を始めた。

 工芸館で商品を担当する百瀬友彦さん(33)によると、若い女性が商品を手に取ったり、買い求めたりしているという。百瀬さんは「手応えを感じている。今後はさらにPRの仕方を考えていきたい」と話している。

(10月7日)

長野県のニュース(10月7日)