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高森の大人の学び場「熱中小学校」 校長に伊那食品工業会長・塚越さん

インタビューに答える「校長」の塚越さん(左)。信州たかもり熱中小学校の運営などについて語ったインタビューに答える「校長」の塚越さん(左)。信州たかもり熱中小学校の運営などについて語った
 下伊那郡高森町が「大人の学び場」として計画する「信州たかもり熱中小学校」の来年4月開校に向けて、着々と準備が進んでいる。運営の中心となる「校長」には、伊那食品工業(伊那市)会長の塚越寛さん(80)が決定。6日は、同校のコンセプトを紹介する動画作成に向けたインタビューが同社で行われた。全国に広がる熱中小学校の授業模様なども交えた動画は、28日に開く「オープンスクール」で披露する予定だ。

 熱中小学校は、多様な分野の講師と意欲ある社会人らを引き合わせて地域振興を図るプロジェクト。山形県高畠町の「高畠熱中小学校」を皮切りに全国へ波及し、現在8校が開校している。講師には全国で130人以上が登録している。

 高森町は、木の年輪のように少しずつ会社を成長させる「年輪経営」といった独自の経営理念が注目を集める塚越さんに校長就任を依頼し、快諾を得た。「教頭」には信州大准教授の林靖人さん(心理学)、事務局として運営を担う「用務員」には八十二リース(長野市)前常務取締役の新井正彦さんが就く。

 この日は、企業向けの動画制作を手掛ける「ヒューマンセントリックス」(東京)がインタビューの撮影のため訪問。社長の中村寛治さん(53)が塚越さんに運営の考え方などを聞いた。塚越さんは「社会人が再教育を受けられる面白い取り組み。少しでも役に立てたらいい」と語った。

 オープンスクールは町福祉センターで午後1時半〜4時。塚越さん、中村さんらが話す。予約不要で無料。問い合わせは町経営企画課(電話0265・35・9441)へ。

(10月7日)

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