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善光寺の落書きで女を逮捕 建造物損壊などの疑い

 長野市の善光寺とその周辺で多数の落書きが見つかった事件で、長野中央署は10日、建造物損壊と器物損壊の疑いで市内の無職の女(47)を逮捕した。容疑を認めているという。女は医療機関に通院中といい、同署は、刑事責任を問えるかどうか慎重に調べている。

 逮捕容疑は8日午前11時ごろ、善光寺の宿坊の一つ、世尊院釈迦(しゃか)堂の柱や出入り口階段脇の玉垣に、ペンのようなもので「×」と書き、損壊した疑い。同署は周辺の防犯カメラ映像などから女を特定したとしている。

 事件は8日に善光寺からの通報で発覚。その後の善光寺の調査で、本堂、国重要文化財の山門(三門)と経蔵、仁王門の他にも、落書きは大勧進、大本願、世尊院釈迦堂など境内の100カ所以上に上ることが分かった。いずれも白いペンのようなもので「×」と書かれていた。

 さらに、善光寺周辺の西宮神社や武井神社、信州大教育学部、1キロ余り離れた県庁、複合施設「TOiGO(トイーゴ)」でも同様の落書きが見つかった。市によると、10日午後4時までに、トイーゴの他、複合施設「ノルテながの」ともんぜんぷら座の外壁、市勤労者女性会館「しなのき」前の銅像の一部に白い×印の落書きが見つかった。

 同署は、女がこれら一連の落書きに関わった可能性があるとみて調べている。

(10月11日)

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