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「日本一短い祭り」15秒で終了 塩嶺御野立記念祭

明治天皇巡幸の記念碑に向かって一礼する塩尻市と岡谷市の関係者明治天皇巡幸の記念碑に向かって一礼する塩尻市と岡谷市の関係者
 日本一短い祭りとされる「塩嶺御野立(えんれいおのだち)記念祭」が10日、長野県塩尻市と岡谷市境の塩嶺御野立公園であった。明治天皇と昭和天皇がそれぞれ公園を訪れたのを記念して年2回開いており、両市の市長や市議、観光関係者ら約130人が、明治天皇巡幸の記念碑に向かって一礼。祭りはわずか15秒で終わった。

 塩尻市職員が「短い時間ですが、心を込めてお願いします」と呼び掛け、午前10時、「一同、礼」と合図。全員が15秒間頭を下げた後、市職員が「お直りください」と促した。

 祭りを終えた後、公園内の施設で懇親会が開かれ、塩尻市特産のワインで乾杯。両市長は互いに市の近況を報告し合った。小口利幸塩尻市長は、同市が発祥とされる鶏肉料理「山賊焼き」が全国放送のテレビ番組で取り上げられ、「市内の店に多くのお客さんが集まっている」と紹介。今井竜五岡谷市長は、両市を結ぶ国道20号の塩嶺大橋が14日に開通するとし、「アクセスが良くなるので、交流がさらに進めばいい」と期待した。

 明治天皇は1880(明治13)年6月、昭和天皇は1947(昭和22)年10月に同公園を訪問。記念祭は6月に岡谷市、10月に塩尻市がそれぞれ主催している。

(10月11日)

長野県のニュース(10月11日)