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思いを託し早速1票 県内期日前投票スタート

期日前投票が始まり、早速1票を投じる有権者=11日午前10時7分、長野市役所期日前投票が始まり、早速1票を投じる有権者=11日午前10時7分、長野市役所
 22日投開票の衆院選で11日、県内の全77市町村で期日前投票が始まった。県選挙管理委員会によると、この日開設した期日前投票所は89カ所で、終盤にかけて最大170カ所に増える予定。長野市や松本市の期日前投票所では早速、有権者がそれぞれの思いを託した1票を投じた。

 長野市役所で投票を済ませた同市の五明克彦さん(52)は日々、自宅で障害のある家族の世話に当たっている。「消費税が10%に上がるのは仕方ないが、(増税分を)福祉に回してもらえないか」と願う。投票先は「直接話したことのある候補者に入れた」と話した。

 仕事が休みで訪れた同市の公務員原雄志さん(28)は、「暮らしやすい社会になってほしい」との思いとともに、北朝鮮のミサイル発射問題が気にかかる。「平和な世の中になるよう尽力してくれそうな候補者を選んだ」とした。

 松本市の松本駅東西自由通路に設けられた期日前投票所で投票した同市の阿部文子さん(68)は、信州大松本キャンパスで開く憲法や人文といった一般向け講座を受けて16年。「政治家も有権者も一人一人に責任があると自覚して民主主義を学び続けなければならない。そうした民主主義を大事にしているかを投票の判断基準にした」という。

 定年退職したばかりという同市の竹沢章さん(61)は「どの党も(公約が)似たり寄ったりで迷ったが、公約を守ろうとする姿勢を基準に1票を入れました」と話した。

(10月11日)

長野県のニュース(10月11日)