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米軍機オスプレイの飛行を監視 県内の市民団体が組織設立へ

3月に群馬、新潟両県で行われた日米共同訓練に参加したオスプレイ。訓練期間中は長野県上空も繰り返し飛行した=3月、群馬県の相馬原演習場3月に群馬、新潟両県で行われた日米共同訓練に参加したオスプレイ。訓練期間中は長野県上空も繰り返し飛行した=3月、群馬県の相馬原演習場
 米軍の輸送機オスプレイの飛行に反対する県内の市民団体などが、軍用機の飛行情報を集めて監視する「オスプレイ配備の中止を求める県連絡会(仮)」を年内にも立ち上げることが11日、分かった。広範囲に及ぶ目撃情報を各地の参加団体が協力して収集、分析することで、米軍側が公表しない飛行ルートなど運用実態の把握を目指す。県内を訓練エリアに含むオスプレイの横田基地(東京都)配備に反対していく構えだ。

 県内では3月にオスプレイが初飛来。事故が相次ぐ機体には安全性への懸念が根強く、地元自治体は訓練の情報開示や事前説明を求めたが、米軍は要望に応じないまま東北信地方などで飛行を重ねた。

 市街地上空での低空飛行も目撃され、県内の有志でつくる県平和委員会(長野市)は「事前通告もなく突如飛来し、県民に衝撃を与えた」と指摘。横田基地にオスプレイが配備されれば県内への飛来も増える可能性があり、米軍機の動向について「情報交換と連絡体制を確立したい」と連絡会の設立を呼び掛けていた。

 米軍機の低空飛行を巡っては首都圏で民間団体が監視する動きがあり、活動を参考にする。既に米軍機の目撃が多い佐久地方の市民団体が参加方針で、平和委員会の永井光明代表理事は「全県の市民団体に参加を呼び掛けたい」としている。

(10月12日)

長野県のニュース(10月12日)