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善光寺一帯の落書きに関与か 刑事責任問えるか含め捜査

 長野市の善光寺の宿坊、世尊院にある釈迦(しゃか)堂に落書きしたとして、建造物損壊などの疑いで長野中央署に逮捕された同市の無職の女(47)が、同寺一帯で見つかった別の落書きへの関与もほのめかしていることが11日、捜査関係者への取材で分かった。同署は一連の落書きは文化財保護法違反の疑いもあるとみているが、女の言動には不自然な点もあり、刑事責任を問えるかどうかも含め慎重に調べている。

 女は善光寺本堂から南約250メートルにある釈迦堂の柱や出入り口階段脇の玉垣に、ペンのようなもので「×」と書き、損壊した疑いで10日に逮捕された。同署は周辺の防犯カメラ映像などから女を特定した。

 一連の事件は8日に発覚。これまでの善光寺などの調査で、国宝の本堂、国重要文化財の山門(三門)と経蔵、仁王門や、大勧進、大本願、釈迦堂など境内の100カ所以上で落書きが見つかっている。いずれも白いペンのようなもので「×」と書かれていた。

 さらに、善光寺周辺の西宮神社や武井神社、信州大教育学部、善光寺本堂から1キロ余り離れた県庁、複合施設「TOiGO(トイーゴ)」でも同様の落書きが見つかっており、同署が関連を調べている。

(10月12日)

長野県のニュース(10月12日)