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キッセイ薬品に措置命令 乾麺の表示違反

 消費者庁は19日、松本市のキッセイ薬品工業(両角正樹社長)が製造販売していた乾麺の「げんたそうめん」と「げんたうどん」が、実際よりも優れた商品かのように示す景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止などを求める措置命令を出した。両商品は同庁の許可基準に基づき低タンパク質で腎不全患者などに適するとうたった「特別用途食品」。同食品の景品表示法違反の認定は初。

 対象商品は2014年7月ごろから16年11月1日まで販売したそうめんと、15年7月ごろから16年11月2日まで販売したうどん。タンパク質の含有量が100グラム当たり、それぞれ最大0・4グラム、0・2グラム多かった。包装袋に「たんぱく質や電解質の制限を必要とする腎不全患者などに適しています」などと表示していた。

 消費者庁は特定保健用食品(トクホ)の許可を初めて取り消した昨年9月の事例を受け、特別用途食品でも品質調査を実施するよう企業に指示。同10月、同社の検査でタンパク質の含有量の超過が判明し、同11月に販売を中止していた。

 消費者庁はキッセイ薬品工業に対し、誤認表示の再発防止策の実施や、役員、従業員への周知徹底を命令。同社広報部は「厳粛に受け止め、対策を検討して速やかに実施する」としている。

(10月20日)

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