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中2にピロリ菌検査 松本市、来年度始める方針

 松本市は20日、市内の中学2年生を対象に来年度、胃の中にすみ着き胃炎や胃がんの原因となる「ピロリ菌」の検査を始める方針を明らかにした。市医師会が市の来年度予算に関連事業費の計上を要望した席上、菅谷昭市長が「要望に沿えるようにしたい」と応じた。市医師会などによると、全国では佐賀県が中3を対象に実施する例などがあるものの、県内では珍しいとみられる。

 検査は、市が中2を対象に独自に行っている血液検査に合わせ、保護者に了承を得た上で実施する。中学生への検査により、陽性の結果が出た場合に早期に除菌治療したり、家庭内感染を防いだりする狙い。市医師会などによると、ピロリ菌は思春期の十二指腸潰瘍や鉄欠乏性貧血の原因の一つともされる。

 市医師会の杉山敦会長は取材に、除菌治療ができる医療機関を紹介する構想も説明。検査の実施に向け、今月から市や学校関係者らを交えた勉強会も始めたという。

(10月21日)

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