長野県のニュース

母国の衣装で決めポーズ 歌や舞踏、観客と共に

それぞれ自国の衣装を身にまとい、文化を紹介する留学生たちそれぞれ自国の衣装を身にまとい、文化を紹介する留学生たち
 信州大工学部(長野市)で21日、同学部で学ぶ留学生によるファッションショーがあった。同日開いた学園祭「光芒祭(こうぼうさい)」のイベントとして4年前から毎年開催。今回はアジアやアフリカを中心に16カ国の計28人が、母国の伝統的な衣装を身にまとって登壇し、歌や踊りを披露した。

 ショーはキャンパスの中庭に設けた特設ステージで行った。留学生は出身国ごとに登壇。ポーズを決めると、観客が盛んに拍手を送った。バングラデシュ出身のニルジョル・エムデイ・シャムス・アフイフさん(23)は、「パンジャビ」という緑色の衣装でステージに上がり、同国の国歌を伸びやかな歌声で独唱。終了後、「気持ち良かった」と満足そうに話した。

 最後に登場したエチオピア出身のアシェナフィ・アバディ・イルヤスさん(27)は、大きな布を体に巻き付けたような衣装をまとい、長い棒を手に母国の民族舞踊を披露。昨年のショーに出た時に「来年はダンスを披露する」と宣言したといい、その熱のこもった踊りにつられ、他の留学生や観客も一緒に踊った。アシェナフィさんは「普段は他の留学生や日本人から学ぶことが多いだけに、ショーでは自分の国の文化を伝えられてうれしい」と話していた。

 同学部で留学生支援を担当する藤田あき美講師は「文化や言葉、肌の色、着る物が違うのが普通だと日本人の学生に感じてほしい。留学生の学ぶ姿が、信大のグローバル化の原動力になっている」と話していた。

(10月22日)

長野県のニュース(10月22日)