長野県のニュース

選手と一緒にシッティングバレー 伊那で体験会

シッティングバレーを楽しむ参加者ら。ユニホーム姿の強化選手も交じったシッティングバレーを楽しむ参加者ら。ユニホーム姿の強化選手も交じった
 2020年東京パラリンピックの正式種目「シッティングバレーボール」の体験会が21日、伊那市の市民体育館であった。シッティングバレーは座った状態で行うバレーボールで、全日本の男子強化選手がこの日から市内で合宿を始めたのに合わせた企画。約40人が参加し、11人の選手たちと一緒に楽しんだ。

 市総合型地域スポーツクラブと市教委が、障害者、健常者が共に楽しめるスポーツを広く知ってもらおうと初めて開いた。選手は座った姿勢でコート内を移動するこつを助言。トスの練習では「両手で三角形をつくるイメージでやろう」などと声を掛けた。最後には4チームに分かれて試合を体験。参加者はスパイクが決まると選手とハイタッチするなど、和やかな雰囲気で競技に親しんだ。

 シッティングバレーは戦争で体が不自由になった人たちによって1956年、オランダで考案され、80年からパラリンピックの正式種目になった。箕輪進修高校(上伊那郡箕輪町)1年の小池祐衣(ゆい)さん(16)は「座ったまま手を使って移動するのは難しかったけれど、楽しくできた」。日本パラバレーボール協会(東京)全日本男子チーム監督の大久保正樹さん(57)は「競技を知り、選手を応援してもらえればうれしい」と期待していた。

(10月22日)

長野県のニュース(10月22日)