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辰野町長に武居氏初当選 新人対決制す

 無所属新人2人が立候補した上伊那郡辰野町長選は22日投開票され、前副町長の武居保男氏(59)=宮木=が、元県職員の小沢洋一氏(68)=小野=を288票差で破り、初当選した。同町長選で新人同士の一騎打ちとなったのは24年ぶりだった。

 武居氏は9月上旬に立候補を表明。「町民のための未来をつくる」とし、副町長時代に関わった政策の継続のほか、産業振興策や子育て支援の充実などを訴えた。後援会支部を設けず、町消防団団長や町商工会経営指導員などを務めた際の人脈を生かして草の根的に支持を広げた。

 午後10時31分、支持者約100人が集まった同町宮木の催事場に武居氏の当選が伝わると、会場は拍手で沸いた。武居氏は「皆さんのおかげで当選できた。これから一緒に辰野の未来をつくりましょう」とあいさつ。支持者から花束を渡され、笑顔を見せた。

 小沢氏は8月下旬に立候補を表明。景観を生かした町づくりを掲げたが、及ばなかった。小沢氏は同町宮木の事務所で「非常に残念で悔しい結果。ひとえに私の力不足です」と敗戦の弁。約60人の支持者が拍手でねぎらった。

 投票率は71・09%で、選挙戦となった2009年の町長選を0・39ポイント下回った。

(10月23日)

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