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地元のリンゴLEDでPR 大町で来月 夜の畑彩る

リンゴ畑を彩るイルミネーションの準備をする小林さんリンゴ畑を彩るイルミネーションの準備をする小林さん
 大町市大町出身の小林希典(きすけ)さん(38)が、IT技術を生かして地域活性化を図る合同会社「ZURAZURA(ズラズーラ)」を設立した。11月11日には初仕事として、同市大原町の中村農園を会場に、夜のリンゴ畑をイルミネーションで彩るイベントを開く。「大町産リンゴの新しい魅力を発信し、消費者と生産者を結び付けたい」と意気込んでいる。

 小林さんは信州工業高校(塩尻市、現東京都市大塩尻高校)を卒業後、鹿児島県内の大学で土木工学を学んだ。その後、大町に戻り、宅配便の配達員などとして働くうちに、地域で孤立しがちな高齢者のために「インターネットを活用した共同体づくりをしてみたい」と考えるようになった。

 その思いをかなえようと、2013年に東京にあるIT企業に就職。赴任先の北海道では、LED(発光ダイオード)ライトを点灯させる子ども向けのワークショップ(参加型講習会)の開催に関わり、パソコンを設置する業務に携わった。

 企業でのこうした活動を踏まえ、今年7月に同社と共同で「ZURAZURA」を設立し、代表に就任。活動の拠点を地元大町に決めてUターンし、9月から本格的にシェアハウスで暮らし始めた。

 身近にある地元のリンゴを、もっと多くの人に知ってほしいと思うように。そこで「新しい視点で大町のリンゴの魅力を引き出したい」と、リンゴの木を約400個のLEDで飾り付けることを企画した。

 LEDは、小林さんが製作したプログラムによって自動で色が変わり、音楽と一緒に楽しめるようになっている。当日は、タッチセンサーを取り付けたリンゴに参加者が触ると、LEDの色合いや音楽が切り替わる仕組みにする。小林さんは「イルミネーションを楽しみながらリンゴを食べてもらい、大町のリンゴのファンになってほしい」と期待している。

 イベントは午後6時半〜7時半。入場無料。雨天中止。中村農園は大原神社近くにある。問い合わせは小林さん(電話050・5215・8545)へ。

(10月24日)

長野県のニュース(10月24日)