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丹精シクラメン、出荷を待つ彩り 原村の農業大学校

温室の中で出荷を待つ色鮮やかなシクラメン=24日、原村の八ケ岳中央農業実践大学校温室の中で出荷を待つ色鮮やかなシクラメン=24日、原村の八ケ岳中央農業実践大学校
 長野県諏訪郡原村の八ケ岳中央農業実践大学校の温室で、鉢植えのシクラメンが色鮮やかに花開いている。夏場の日照不足や長雨などを乗り越え、学生が丹精した花はピンク、赤、紫とにぎやか。同校は11月3〜5日に「シクラメンフェア」を開き、通常の売り場を広げて客を迎える。

 同校では例年、花き専攻の学生が中心となって50種類ほどのシクラメン計約1万鉢を、種まきから1年ほどかけて育てている。約800平方メートルの温室内は気温20度ほどに保たれており、甘い香りでいっぱいだ。

 現在唯一の花き専攻学生、佐藤邦彦さん(31)は「今年は天候不順で水やりの加減や病気の防除に気を使った。購入する方に喜んでもらえるシクラメンを出したい」と意気込んでいた。1鉢300円〜2500円で販売する。

 シクラメンは普段から同校で直売し、11月には都内などへの出荷も本格化する。バラのような香りの「ファルバラローズ」、波打つ花びらが特徴の「フリンジ」などが人気という。

(10月25日)

長野県のニュース(10月25日)