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松本、秋の幻想 県内冷え込み 各地で霧

今季最低の寒さとなり、霧に包まれた松本市街地=26日午前6時15分、松本市蟻ケ崎今季最低の寒さとなり、霧に包まれた松本市街地=26日午前6時15分、松本市蟻ケ崎
 26日朝の県内は放射冷却の影響で冷え込み、広い範囲で霧が発生した。最低気温は全30観測地点のうち、氷点下1・5度(平年差2・0度低)となった開田高原をはじめ、松本5・2度(同0・5度低)、飯田5・4度(同2・1度低)など14地点で今季最低を記録。11月上旬並みの寒さの所もあった。

 松本市蟻ケ崎の城山公園の展望台からは、市街地が霧に包まれる幻想的な風景が見下ろせた。午前6時前から徐々に霧が晴れて街並みが浮かび上がり、雪化粧した北アルプスに朝日が当たった。撮影に訪れた近くの信州大1年、塩島広大さん(19)は「冷え込んだのでダウンやフリースを着てきた。雲海のように広がった霧と街並みの様子が撮れて良かった」と話した。

 長野地方気象台によると、けさの霧は「放射霧」。前日までの雨で空気が湿っているところに放射冷却で気温が下がり、水蒸気が凝結して水滴に変わる。秋に谷筋や川沿い、盆地で発生しやすいという。県内は27日も高気圧に覆われて晴れる見込み。29日ごろは台風22号の影響で荒天の恐れがある。

(10月26日)

長野県のニュース(10月26日)