長野県のニュース

県内のいじめ認知4214件 前年度比2・7倍

 文部科学省と長野県教委によると、県内の国公私立小中学校、高校、特別支援学校で2016年度に認知したいじめは計4214件。前年度の計1567件の2・7倍で、大幅に増えた。県教委心の支援課は「積極的にいじめを認知したり、教職員がいじめの定義を再確認したりしたことなどが要因」としている。

 小学校は2193件増の3016件で、全体の約7割を占めた。中学校は392件増の1017件、高校は50件増の158件、特別支援学校は12件増の23件だった。

 千人当たりの件数は17・8件で、全国平均の23・9件を下回った。解決した件数は全体の92%の3872件。発見のきっかけは「本人からの訴え」と「アンケート調査などの学校の取り組み」が多かった。同課によると、多くの学校で児童生徒にアンケートや個人面談を行い、積極的にいじめを認知しているという。

 一方、県は本年度、無料通信アプリLINE(ライン)上で中高生の自殺やいじめの相談を受け付ける試験事業を実施。9月10〜23日に対応した件数は延べ547件に上り、16年度に学校生活相談センターに寄せられた相談件数259件の2倍以上だった。同課は「今後、試験事業を詳細に分析する」としている。

(10月27日)

長野県のニュース(10月27日)