長野県のニュース

脚本家の倉本聡さん、白馬で講演

富良野市での暮らしを語る倉本さん富良野市での暮らしを語る倉本さん
 テレビドラマ「北の国から」などを手掛けた脚本家の倉本聡さん(82)が28日、北安曇郡白馬村で講演した。信州と同様に自然が身近な北海道富良野市での暮らしぶりに触れながら、豊かな生活とは何かを問題提起した。

 村の景観保全をテーマにしたシンポジウムに村民有志のグループなどが招き、村内外の約200人が聴いた。

 倉本さんは東京の放送局を退社後、40年前に富良野に移り住んだ。役者や脚本家を目指す若手が演劇を学ぶ「富良野塾」を26年間続けた一方、廃業したゴルフ場に植樹をするなど自然保護活動も積極的に展開している。

 倉本さんは、塾生たちと廃屋を改修し、野菜を育てるなど自給自足の生活を送っていたと紹介。「世の中が便利になるにつれて、人間は自分で考え、日常の課題を解決することから離れている。それは本当に豊かな暮らしと言えるでしょうか」と語り掛けた。

(10月29日)

長野県のニュース(10月29日)