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県内 通行止めや欠航 台風22号

右側の車線の手前部分に沈下が見つかり、全面通行止めになった国道19号=29日午後0時34分、長野市信州新町右側の車線の手前部分に沈下が見つかり、全面通行止めになった国道19号=29日午後0時34分、長野市信州新町
 台風22号は29日夜、長野県に最接近した。県内は全域で雨となり、長野地方気象台は、土砂災害への警戒を呼び掛けた。

 長野市信州新町の水篠(みすず)橋南側の国道19号で同日朝、路面沈下があり、長野国道事務所は同日午前7時、台風に伴う雨でさらに沈下する恐れがあるとして全面通行止めにした。

 同事務所によると、この場所は27日朝に約20メートルにわたって数センチの沈下が見つかり、同日朝から片側通行にしていた。先週からの雨で地盤が緩んでいる可能性があり、道路下ののり面をシートで覆うなど、応急対応も取っていた。29日朝は1時間に2ミリの沈下を確認。復旧のめどは立っていない。

 近くの道の駅「信州新町」のレストラン従業員、矢嶋みどりさん(57)は客足への影響を懸念。「長引くと困る。片側でも早く通れるようにしてほしい」と話した。

 松本市中川の国道143号は同日午後2時半ごろ、のり面の土砂崩落で全面通行止めになった。県松本建設事務所によると、復旧作業は、天候の回復を待ち30日にも行う。

 県営松本空港発着のフジドリームエアラインズ(FDA)便は、札幌発松本行き便が松本空港上空の視界不良で欠航となり、同機体を使う松本発福岡行き便も欠航となった。計160人に影響が出た。

 JR東日本長野支社によると、岐阜県内の中央西線で29日午後5時20分ごろから大雨による速度規制を行い、午後7時40分名古屋発長野行きの特急しなの25号など下り特急2本に最大約40分の遅れが出た。約250人に影響した。

 同気象台によると、30日は冬型の気圧配置となり、北部の山沿いと中野飯山地域では夕方から雪となる所がある。台風の吹き返しもあり、強い北風が吹く見通し。

(10月30日)

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