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松本の県道で土砂崩落 台風影響 大糸線は運休

松本市五常の県道矢室明科線で起きた崩落=30日午前9時半松本市五常の県道矢室明科線で起きた崩落=30日午前9時半
 29日夜に県内に最接近した台風22号に伴う雨などの影響で、松本市や長野市では30日も、土砂崩落や路面沈下による道路の通行止めが続いた。JR大糸線は雨量規制のため一部区間で運休した。

 松本市五常の県道矢室明科線では29日夜、のり面が幅約30メートル、高さ約30メートルにわたって道路ごと崩落。県松本建設事務所が同日午後11時半から現場を全面通行止めにしたが、崩落の規模が大きく、復旧には1カ月以上かかる見通しという。

 この県道は同市四賀地区と安曇野市明科地区を結ぶ生活道路。のり面の上には長野道が通っているが、東日本高速道路長野管理事務所によると、通行に影響はないという。

 松本市内では29日夜、同市板場の10世帯24人が市四賀支所に自主避難した。30日正午時点で周辺で被害は確認されていないが、一部世帯が避難を続けているという。

 同市ではこのほか、中川の国道143号も土砂崩落の影響で29日から全面通行止めが続いている。

 路面の沈下が確認された長野市信州新町の国道19号は、30日も全面通行止めが続いた。国土交通省長野国道事務所によると、27日朝は数センチだった沈下の深さは、30日午前の時点で13センチに広がった。同事務所が復旧工事の準備を進めており、「方法が決まり次第、取り掛かる」としている。

 JR西日本金沢支社によると、大糸線は降り続いた雨のため根知駅(新潟県糸魚川市)の雨量計が規制値に達し、30日は始発から南小谷(北安曇郡小谷村)―糸魚川(糸魚川市)間の普通上下計7本が運休した。

(10月30日)

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