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長野市長再選の加藤さん「地域の声、改めて聞く」

再選を伝える信濃毎日新聞の朝刊に目を通し、笑顔で質問に答える加藤久雄さん=30日午前9時37分、長野市東町の自宅再選を伝える信濃毎日新聞の朝刊に目を通し、笑顔で質問に答える加藤久雄さん=30日午前9時37分、長野市東町の自宅
 29日投開票の長野市長選で再選した加藤久雄さん(74)は一夜明けた30日、同市東町の自宅で取材に応じ、「県都の市長として重責を感じる。期待に応えられるようにしたい」と2期目の市政運営への決意を示した。新人との一騎打ちだった選挙戦の得票率が6割を切ったことについて、「謙虚に受け止め、一人一人、地域の声を改めて聞いていきたい」と表情を引き締めた。

 前夜はテレビ出演後、日付が変わった午前2時ごろに就寝。市内外の知人らから携帯電話に30件ほど祝福のメールが届き、午前6時半ごろに起床した後は電話も寄せられた。当選を報じる新聞に目を通しながら、「長野市長は大きく注目され、責任が大きい。ちゃんと頑張らないと」と自分に言い聞かせた。

 対立候補が4割余の票を得たことについて、「支持をしていただけなかった方もいると真摯(しんし)に受け止めながら、市政を運営していく」とした。投票率が39・29%と過去2番目に低かったことには「政治に関心を持ってもらう態勢を考えないといけない」と説明。主に若い世代を対象に市報「広報ながの」などを使いながら関心を寄せてもらう機会を考えたいとした。

 2期目については、人口減少対策などで担当部署を横断した取り組みを強化すると強調。選挙戦で訴えた、進学などで市内を離れた人が地域に戻りやすくする対策については、産業界や労働界と連携した「働き方改革」などに力を入れるとした。

 自宅から約1キロの市役所まではこれまで、軽いジョギングで登庁してきたが、選挙期間中は早朝の会議が多かったため走れず、「運動量が減っている」。31日は、ジョギング登庁を再開するという。

(10月30日)

長野県のニュース(10月30日)