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県と北京市、青少年の冬季スポーツ交流で覚書締結

冬季スポーツ分野の青少年交流に関する覚書に署名する阿部知事(左)と陳代理市長=31日、北京市(本社千野雅樹撮影)冬季スポーツ分野の青少年交流に関する覚書に署名する阿部知事(左)と陳代理市長=31日、北京市(本社千野雅樹撮影)
 中国を訪問中の阿部守一知事は31日、北京市で陳吉寧代理市長と会談し、2022年の北京冬季五輪・パラリンピックに向け、冬季スポーツ分野での青少年交流に関する覚書を結んだ。県と同市による覚書の締結は今回が初めて。会談では青少年のスポーツ交流にとどまらず、観光や産業振興など幅広い分野での交流拡大を目指すことでも一致した。

 会談で陳氏は「地方の交流、民間の交流は中日両国の関係において大変重要。長野県と友好関係を築き、さらなる発展を図りたい」とあいさつ。知事は北京冬季五輪について「友好交流を深める大きな契機になる」と述べた。

 覚書には、両県市のジュニア選手同士の交流や競技力の向上に連携して取り組むことや、青少年の冬季スポーツへの関心を高めるため、スキーやスケートが体験できる訪日教育旅行を推進することなどを盛り込んだ。

 具体的な取り組みとして今冬、北京市と河北省のスキーやスケートのジュニア選手を下高井郡野沢温泉村などで受け入れる計画。知事は会談後、「今回の成果を見極めた上で、来年度以降、さらに交流が拡大できるよう検討したい」と述べた。

 知事は同日、北京市内で開かれた自治体国際化協会(本部・東京)北京事務所の開設20周年記念式典に出席し、県と中国の交流の歩みについて発表。県をアピールするため会場には木曽漆器や飯田水引などの伝統工芸品が並べられた。

(11月1日)

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