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国政に声届ける決意 県関係衆院議員7人 初登院

 1日召集された特別国会に、先の衆院選で当選した県関係議員7人が初登院した。議席を守った人、返り咲いた人、初当選した人。それぞれが喜びを実感しつつ、課題が山積みの国政に臨む決意を新たにした。

 県内5小選挙区に前職全員が立候補しながらも、比例復活を含め3人と議席を減らした自民党。6選を果たした後藤茂之さん(61)=4区=は午前9時20分、車から降り国会内へ。「身の引き締まる思いだ」。議員バッジを着けてもらうと笑顔を見せた。党が掲げる「人づくり革命」「生産性革命」を挙げ、「自分の担当でもあり、きっちりやりたい」と抱負を述べた。

 5期目の宮下一郎さん(59)=5区=は午前9時半ごろ、議員会館から初登院。「選挙で訴えたことを実現する」との決意を込め、選挙中も好んで着けたネクタイを締めた。議事堂を背景にガッツポーズで記念撮影。「改めて頑張るぞ、というすがすがしい気持ち」と笑顔を見せた。

 3選した務台俊介さん(61)=比例北陸信越=は午前7時ごろ、明治神宮に参拝。「無事に間違いのない議員活動をしたいので見守ってください」と願った。午前8時すぎに国会で議員バッジを着け「若者が地方に分散していくための具体的なプロジェクトをやってみたい」と意気込んだ。

 選挙前の民進党の合流方針に沿い希望の党から県内小選挙区には4人が出馬し、2議席を確保。返り咲いた下条みつさん(61)=2区=は午前11時すぎ、国会議事堂を見上げ、「いやいや大きいね。8年ぶりの初登院は感慨深い」。妻の実奈子さん(55)と笑顔で記念撮影すると、「安倍政権は国民の声を聞いていない。しっかり議論し、支援者の思いを伝えていく」と前を向いた。

 3選した井出庸生さん(39)=3区=は正午すぎ、今回も地元の伝統工芸品「上田紬(つむぎ)」を着て初登院。「さまざまな人の思いを背負っている。責任の重さを痛感している」。野党が分裂した中で臨む国会論戦。「きちんと国民の期待を得られる政党に成長することが大事」と力を込めた。

 民進党籍を残して初めて無所属で出馬、6選を果たした篠原孝さん(69)=1区=は午前11時20分すぎ、国会へ向かった。衆院選前に党は分裂。「政権交代に向け、今後の野党をどうしていくか。難問が山積みだ」とし、「嘆いてばかりいられない。どうやってみんなを結び付けるか、気を使い、頭を使う」と気を引き締めた。

 比例北陸信越ブロックで1議席を維持した公明党。1位に登載され初当選し、県関係で唯一の新人議員となった太田昌孝さん(56)は午前8時半ごろ、議員会館から歩いて国会へ向かい、「責任は重く、やはり緊張する」。議事堂前で「北陸信越5県の地方議員と連携し、地方、弱者の代弁者として愚直に働いていきたい」と決意を述べた。

(11月1日)

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