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オペラ「御柱」市民の身近に 岡谷

2016年に上演したオペラ「御柱」で、手前のプロ声楽家2人と協演する市民合唱団2016年に上演したオペラ「御柱」で、手前のプロ声楽家2人と協演する市民合唱団
 諏訪地方などのオペラやピアノのプロ音楽家と市民が協演するコンサート「すわびとオペラ旅」が来年1月28日、岡谷市カノラホールで開かれる。これまで諏訪大社御柱祭がある7年目に1度の「御柱年」に、オペラ「御柱」を同ホールで上演。次回2022年の公演に向けて機運を高めようと、おかや音楽協会がコンサートを初めて企画した。22年まで毎年続け、市民にオペラを身近に感じてもらう目的だ。

 オペラ「御柱」は、大祭をテーマに独自の地域文化を創造しようと1998年に初演。古代のスワに出雲から若者ミナカタが流れ着き、一帯の里長らとの愛憎や覇権争いの果てに4本の御柱が建つという粗筋だ。4回目となった16年は、子どもを含む合唱団約130人がプロと協演。聴衆約1100人が楽しんだ。

 オペラは、おかや音楽協会などでつくる実行委員会の主催。16年は運営を支えるスタッフや資金の確保に苦労した面があり、今年4月、同協会内に「オペラに親しむ会」を設けた。オペラの魅力を継続的に伝え、公演で合唱に参加したり、スタッフとして支えたりする市民を増やそうとコンサートを企画した。

 「すわびとオペラ旅」には、16年の公演でスワの里長を演じたともにバリトンの佐原壮也さん(岡谷市出身)と藪内俊弥さん(松本市出身)らが出演する。諏訪地方出身のピアノやパーカッション奏者も登場し、おかや音楽協会に所属する子どもや大人が合唱で協演する。

 同協会は今月3日にカノラホールで開かれる市民音楽祭でチラシを配り、コンサートのPRを始める。副会長の佐原玲子さん(69)は「オペラの魅力を市民に広げ、次回公演の成功につながるよう、草の根運動のように輪を広げたい」と話している。

 コンサートは午後2時開演。チケットは前売り1500円、当日2千円。問い合わせは佐原さん(電話0266・22・9624)へ。

(11月2日)

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