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コカリナ奏で集める新米 上田で被災地支援

コンサートに向けて練習する「蚕豆」の会員らコンサートに向けて練習する「蚕豆」の会員ら
 上田市などで活動するコカリナサークル8団体が3日、東日本大震災被災地の復興を支援する初の「新米もちよりコカリナコンサート」を、同市中心部にある観光交流施設「真田十勇士ガーデンプレイス」で開く。「ささやかでも、ずっと続けられるような支援活動をしたい」と、出演者に1人3合以上の新米を持ち寄ってもらうユニークな試み。集まった米を被災地で活動するNPO法人に届ける計画だ。

 コンサートは、NPO法人「日本コカリナ協会」(東京都)公認講師の岩田悦子さん(60)=上田市御所=を中心に企画。「上田にいながらできて、長く続けられる支援」を目指し、新米の持ち寄りを考えた。米は宮城県石巻市で子どもや若者の居場所づくり支援をするNPO法人「TEDIC(テディック)」に届ける。テディックが地域と協働して行っている子ども食堂などで活用する予定という。

 岩田さんは、日本コカリナ協会が主催する震災復興支援事業の実行委員を務める。同協会は震災以降、長野県内を中心に全国で約100回のチャリティーコンサートを開催。昨年は上田市で、2015年の関東・東北豪雨で被害を受けた茨城県常総市や16年の熊本地震の復興支援を目的に開いた。

 今回のコンサートは上田市内外で活動するサークルの発表・交流の目的もある。同市の上野が丘公民館で活動するコカリナサークル「蚕豆(そらまめ)」、同市の城南公民館で活動する「上田コカリナ合奏団・楓」など8団体の計約60人が出演する。「蚕豆」の山崎繁子さん(72)=上田市住吉=は「少しでも被災地の力になれればいい」と意気込む。

 岩田さんは「支援はもちろんだが、来場者にはコカリナの美しい音色を感じてほしい」と話している。コンサートは午前10時半〜正午。入場無料。問い合わせは岩田さん(電話090・4154・0109)へ。

(11月2日)

長野県のニュース(11月2日)