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キャラなりきり 街に熱気 飯田でサブカルの祭典

思い思いのコスプレ姿でりんご並木を歩く参加者たち思い思いのコスプレ姿でりんご並木を歩く参加者たち
 飯田市中心街で3日、アニメやフィギュア(人形)などサブカルチャーの祭典「第11回飯田丘のまちフェスティバル(丘フェス)」(実行委主催、信濃毎日新聞社など後援)が開かれた。秋空の下、衣装やメイクでキャラクターになりきって楽しむコスプレ行進などで街は色とりどりの大にぎわい。初の「後夜祭」もあり、日が暮れても市街地は熱気にあふれた。

 「人形劇のまち」飯田でフィギュアのフリーマーケットから始まった丘フェス。歩行者天国の一角ではフィギュア販売の露店が並び、キャラクターを品定めするファンでごった返した。往年のアニメ番組の人形を手に「このキャラ知ってる」「懐かしいね」などと語らう姿も。

 目抜き通りには、キャラクターを描いた「痛車(いたしゃ)」やクラシックカーなど約100台がずらり。赤と白の髪、青と白の華やかな衣装で街なかをそぞろ歩いた飯田市出身の会社員井坪美紀さん(名古屋市)は「ここで新しい友人もできた。来年もコスプレをしに戻ってきたい」。地元のグルメや地酒を楽しめるブースもあり、家族連れも大勢詰め掛けた。

 一方、市公民館で開かれた後夜祭では、丘フェスPR動画を手掛けた森井ケンシロウ監督(東京)や同監督作品「アニメガタリズ」出演の声優らが制作秘話を披露。熱心に聴いていた市内の塩沢達成(たつなり)さん(20)は同作品を最新話まで見ており、「飯田にいながら声優や監督の裏話が聴けるなんて」と楽しんでいた。

(11月4日)

長野県のニュース(11月4日)