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来年の「信州総文祭」 上田で演劇部門プレ大会

信州総文祭プレ大会の舞台で熱演する高校生たち。演出にも工夫を凝らした信州総文祭プレ大会の舞台で熱演する高校生たち。演出にも工夫を凝らした
 来年8月に県内で初めて開く全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」に向けた演劇部門のプレ大会が3、4日、上田市のサントミューゼで開かれた。県内の各地区大会を勝ち抜いた10校が参加。4日は4校が熱のこもった演技を披露した。

 第34回県高校演劇合同発表会を兼ねて開催。生徒らは脚本作りやキャストだけでなく、演出や音響、照明なども手掛け、規定の1時間の枠内でそれぞれの演目を上演した。

 木曽青峰高校(木曽郡木曽町)は、心に深い傷を負って戦争から生還した主人公の男性とその家族らの人間模様を描いた作品「AnotherLifeが座る場所」で最優秀賞を受賞、来年の総文祭出場をいち早く決めた。

 重いテーマだけに、生徒たちは戦争に関わる文献を読み重ね、顧問と脚本を練り上げたという。同校2年で演劇部部長の手塚万桜さん(17)は「今日の講評も参考に演技や演出の細部を詰め直し、より良い劇にしていきたい」と来年への意気込みを語った。

 優秀賞には松本美須々ケ丘高校(松本市)の「M夫人の回想」、丸子修学館高校(上田市)の「流転とらとら」がそれぞれ選ばれた。

 演劇部門生徒副実行委員長の荻原鮎美(あゆみ)さん(17)=丸子修学館高2年=は「来年の総文祭では全国から集まった高校の演劇を見ることができるので幸せ。自分たちの演劇への姿勢も変化するきっかけになるはず」と期待していた。

(11月5日)

長野県のニュース(11月5日)