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ITでアウトドア楽しく 道案内などのプログラム開発 富士見

ロボットに搭載したプロジェクターから映し出される矢印をたどれば、道に迷わずに帰れるというプログラムを実演する開発者ロボットに搭載したプロジェクターから映し出される矢印をたどれば、道に迷わずに帰れるというプログラムを実演する開発者
 長野県諏訪郡富士見町のコワーキングスペース「富士見森のオフィス」で4、5日、アイデアを出し合い、共同でコンピュータープログラムを開発する催し「月夜の下のハッカソン」があった。県内外のプログラマー15人が参加し、「アウトドアをより楽しく、安全にするモノ・コトづくり」をテーマに、5種類のプログラムが完成した。

 5班に分かれて徹夜で作業し、5日に成果を発表。横浜市の会社員前川弘樹さん(32)らの班は、衛星利用測位システム(GPS)を使って、市販のロボットが道案内するプログラムを開発した。目的地を登録し、ロボット頭部のプロジェクターが映し出す矢印をたどれば、夜道でも迷わずに行ける仕組みだ。

 松本市の会社員吉田剛彦さん(48)らの班は、無線などに反応してテープ状のLED(発光ダイオード)が光るプログラムを開発。多くのテントが並ぶ野外イベントで、トイレからの帰りにLEDの光り方で自分のテントが分かるようにする狙い。登山服に付けると、夜間、遭難者の捜索の手がかりになることも期待できるという。

 「ハッカソン」とは、ソフトウエア開発などを意味する「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、オフィスの運営会社が初めて企画。開催を提案したプログラマーの久田智之さん(42)=富士見町=は「みんな良い提案ができたようだ」と話した。

(11月6日)

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