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信州生まれの種を全国に 信州総文祭へ、再生紙にすき込み

花の種をすき込んだ「シードペーパー」を試作する広報デザイン部会の生徒花の種をすき込んだ「シードペーパー」を試作する広報デザイン部会の生徒
 来年8月に県内で初めて開く全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」の生徒実行委員会は、大会に向けて全県の高校生が取り組む企画として、再生紙に花の種をすき込んだ「シードペーパー」を作ることを決めた。大会に訪れる高校生に持ち帰ってもらい、全国に信州生まれの花を広げる構想で、再生紙に使う牛乳パックの回収などで全県の高校に協力を求める。

 全国総文祭ではこれまで、平和を願う折り鶴作りといった開催地独自の企画を展開している。生徒実行委の広報デザイン部会が、大会テーマの一節「山脈(やま)渡る風に種子(たね)を拡(ひろ)げて」に沿って今回の企画を発案した。

 牛乳パックをほぐしてパルプ状にし、マリーゴールド、キバナコスモスなど複数の花の種を入れ、はがき大の再生紙を作る。エクセラン高校(松本市)の生徒が農場で育てた花から種を提供。生徒実行委のほか、県内の特別支援学校高等部も協力し、計3600枚を作製する目標だ。それぞれ6等分して1枚ずつ配布。持ち帰って水に一晩漬けて土に置くと発芽するという。

 広報デザイン部会の生徒が5日に松本蟻ケ崎高校(同)で初めて試作。今後は生徒実行委が全県を回り、作製の実演や牛乳パックの回収を進める。

(11月7日)

長野県のニュース(11月7日)