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松本空港で新型インフルエンザ対策訓練

感染の疑いがある乗客役(左から2人目)に感染拡大を防ぐフードをかぶせるなど病院搬送までの手順を確認した訓練=6日、県営松本空港感染の疑いがある乗客役(左から2人目)に感染拡大を防ぐフードをかぶせるなど病院搬送までの手順を確認した訓練=6日、県営松本空港
 県営松本空港(松本市)で6日、海外からの到着便に新型インフルエンザに感染した疑いがある乗客がいたとの想定で、対応手順を確認する訓練が行われた。空港の国際化を目指す県が、厚生労働省東京検疫所(東京)と共に初めて実施。空港管理事務所や県松本保健所、県警などの約40人が参加した。

 東京検疫所の医師と看護師が体表面温度を検出する「サーモグラフィー」で、発熱症状がある想定の乗客を確認。他の乗客から隔離し、検査のために喉の粘膜を採取した。その後フードをかぶせて車いすに乗せ、県立信州医療センター(須坂市)へ車で搬送するまでの流れを確かめた。

 県は空港の国際化に向け、国際チャーター便の就航数を将来的に年100便とする目標を掲げている。現在は海外からの到着便があるときに東京検疫所から派遣された職員2人が検疫業務をしている。東京検疫所によると、常設の検疫施設がない空港での検疫措置訓練の実施は初めてという。

 訓練後、松本保健所の鳥海宏所長は「患者が外国人の場合はどう意思疎通を図るかなど課題は多い。東京検疫所と連携して対応していきたい」と話していた。

(11月7日)

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