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自然と共生、感覚養って 遊休地で子ども向け講習会 小諸

ジーエムキッズランドの活動で利用予定のモミの木を見上げる木島さん。この木にツリーハウスを作る計画だジーエムキッズランドの活動で利用予定のモミの木を見上げる木島さん。この木にツリーハウスを作る計画だ
 浅間連峰南麓の長野県小諸市などに住む有志のグループ「ジーエムキッズランド」が、自然の中で遊んだり学んだりしながら、子どもの生きる力を育む講習会を始めた。会場は同市森山の小諸自動車教習所の敷地内にある遊休地。グループは会員となる親子を募っており、代表で教習所社長の木島和郎(かずお)さん(77)は「自然と共生する感覚と力を養ってほしい」と呼び掛けている。

 動植物が豊かな浅間南麓で子どもに教育の場を提供しようと、木島さんや知人が数年前から構想。今年の夏にグループを発足させた。講習会の講師は会員の建築家や地元のキノコ採り名人などを想定する。木島さんは、コンピューターの人工知能(AI)が人間の代わりに運転する自動運転車などが普及する社会の到来を念頭に、「ロボットに置き換えられない生きるすべをここで教えたい」とする。

 同教習所の敷地約2・3ヘクタールのうち西側の遊休地約0・5ヘクタールを会場とする。講習会は教習所が休みの日曜に開き、当面は遊休地に生えているモミの木2本を使ってツリーハウスを作ったり、ムササビの巣箱を設置したりする計画だ。

 5日には、取り組みの第1弾として、モミの木をスケッチする教室を開いた。このモミの木には昨年2月、県版レッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている猛禽(もうきん)類「トラフズク」が飛来し、1カ月ほど居ついたという。

 次回は12日午後1時から、縄で固定した棒を足場にして木を登る「ぶり縄」の講習会を開く。会員以外も参加できる。参加費500円。問い合わせは木島さん(電話090・3343・3053)へ。

(11月7日)

長野県のニュース(11月7日)