長野県のニュース

野沢温泉の外湯で「お菜洗い」 冬の味覚、準備着々

「秋葉の湯」の洗濯場で、収穫した野沢菜を温泉の湯で洗う山崎さん夫妻=7日午前10時5分、野沢温泉村「秋葉の湯」の洗濯場で、収穫した野沢菜を温泉の湯で洗う山崎さん夫妻=7日午前10時5分、野沢温泉村
 長野県下高井郡野沢温泉村の共同浴場「外湯」で、漬物用の野沢菜を洗う作業が始まっている。本格的な降雪を前にした「お菜洗い」は同村の風物詩。二十四節気の「立冬」を迎えた7日も、住民が収穫したての野沢菜を持ち込んだ。

 村内13カ所にある外湯の一つ「秋葉の湯」の洗濯場では、近くで民宿を営む山崎文和さん(66)、恵さん(61)夫妻が午前9時から作業。温泉の湯で満たしたおけに約50キロ分の野沢菜を次々と浸し、土や虫などを丁寧に取り除いた。

 「温泉に浸すと色が鮮やかになり味も良くなる」と恵さん。最近は自宅などで洗うため外湯に足を運ぶ人が少なくなり、「(お菜洗いで)話し相手がいなくて寂しくなりました」とも。野沢温泉観光協会によると、外湯でのお菜洗いは今週末ごろまで続く。

(11月8日)

長野県のニュース(11月8日)