長野県のニュース

立科小ポプラ お別れ会

3本のポプラの前に並んで「お別れ会」に臨む立科小の児童ら=9日3本のポプラの前に並んで「お別れ会」に臨む立科小の児童ら=9日
 北佐久郡立科町が町道拡幅工事に伴い、伐採を決めた立科小学校の校庭脇にあるポプラについて、町は9日、「お別れ会」を同小で開いた。全校児童300人余や教職員らが出席。1993年春の卒業生が記念に植樹し、子どもたちを見守ってきた3本のポプラとの別れを惜しんだ。

 米村匡人町長は児童に経緯を説明し、「悲しいことと思うが、ポプラに感謝してお礼を言いましょう」とあいさつ。佐藤春夫校長は「皆さんの中には可能性という小さな木がある。ポプラに負けないようにその木を大きくしよう」と呼び掛けた。

 ポプラについて、植樹した卒業生らが伐採を反対し、町は10月25日にいったん校庭内に移植する方針を明らかにした。しかし、卒業生側の賛同が得られなかったとして、町は今月7日に方針転換し、改めて伐採を決めた。伐採時期は未定。卒業生らは「方針転換の事前説明がない」などとして同8日、町に抗議書を提出している。

 「お別れ会」に卒業生らは招待されず、伐採に反対する人らも訪れなかった。

(11月10日)

長野県のニュース(11月10日)