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中古車走行距離など偽装 県が業者に措置命令

 県は10日、安曇野市豊科の中古車販売店「サミット」の運営会社ヴィアン(上兼健司社長)に対し、景品表示法違反(優良誤認)に基づく再発防止などを求める措置命令を出した。同社は中古車4台の走行距離を偽ったり、車体の骨格部位の修復歴を隠したりした。同法に基づく措置命令を県が出すのは初めて。

 県くらし安全・消費生活課によると、同社は中古車情報誌やインターネットの中古車情報サイトで、実際の走行距離が21万キロ余の中古車の走行距離を「8・7万キロ」、14万9千キロ余の中古車を「9・9万キロ」と過少に掲載。2台はともに走行距離計を交換しており、交換後の走行距離のみを表示していたという。また、別の2台の中古車について、修復歴があったにもかかわらず、情報誌やサイトに「なし」「修無」と記した。

 同社によると、4台のうち2台は経緯を説明した上で販売済み。残る2台のうち1台は廃車とし、もう1台は同社で使用しているという。

 3月ごろ消費者庁が県に情報提供し、調査していた。上兼社長は取材に、措置命令を受けた4台について、いずれも認識不足が原因とし「チェック態勢を強化し再発防止に努める」とした。

(11月11日)

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