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九州場所の御嶽海 年間勝利数も争う

九州場所に向け、報道陣の取材に応じる御嶽海=福岡県新宮町の出羽海部屋宿舎九州場所に向け、報道陣の取材に応じる御嶽海=福岡県新宮町の出羽海部屋宿舎
 大相撲九州場所は12日、福岡市の福岡国際センターで初日を迎える。3場所連続で関脇を務める東の御嶽海(木曽郡上松町出身、出羽海部屋)は勝ち越しを目指す。達成できれば、今年は一度も負け越さずに全6場所を終えられる。幕内での年間勝利数が横綱日馬富士の47勝に次いで2番目に多い45勝。年間勝利数争いでも上位を狙える。

 場所前は、春日野部屋との連合稽古で調整した。7日まで5日間行った申し合い稽古で栃煌山ら3人と取った番数は計81番。勝率は2割余と低く、親方衆から「稽古場でも力を出せ」と何度も注意されたものの、「踏み込みはできている」と自分のペースを保持。体に痛みが出たことなどで8〜10日は稽古をせずに静養し、初日に備えた。

 幕内での年間勝利数の順位は、新入幕の九州場所1場所しか経験しなかった一昨年は50位(8勝)だったが、新三役や初の三賞獲得と躍進した昨年は9位(47勝)に浮上。今年は一度も負け越していない上、横綱、大関陣に休場者が相次いでいることで、2位につける。今場所の活躍や上位陣の休場者次第によっては、年間最多勝を獲得できる可能性もあるが、本人は一日一番に集中したい思いから、意識することを避けている。

 幕内の初日と2日目の取組が決まり、御嶽海は初日に西前頭2枚目の栃煌山(高知県出身、春日野部屋)、2日目に西前頭3枚目の北勝富士(埼玉県出身、八角部屋)と対戦する。先場所(9月の秋場所)の初日と2日目は平幕だった阿武咲、千代大龍に2連敗。横綱、大関が計5人休場した中で流れづくりに苦しんだだけに、今場所は好発進に注力する。

(11月11日)

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