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ヤギで草取り請け負います 松本の信大生2人

ヤギで草取りをする活動に取り組む「松本草取り隊」の椚谷さん(右)、長田さん(中央)。川辺さん(左)宅の庭で飼っているヤギで草取りをする活動に取り組む「松本草取り隊」の椚谷さん(右)、長田さん(中央)。川辺さん(左)宅の庭で飼っている
 信州大(本部・松本市)の学生2人が、飼育しているヤギで庭や畑の除草を無料で請け負う活動をしている。「松本草取り隊」と称して今春から活動しており、草を食べる愛らしいヤギの姿が利用者や住民に好評だ。現在、インターネットで資金を募るクラウドファンディングも始め、車を購入して活動地域を広げようと意気込んでいる。

 ヤギで除草に取り組むのは医学部3年の椚谷(くぬぎたに)健さん(20)と人文学部3年の長田陸さん(21)。「何か面白いことをしたい」と動物を飼うことにし、昨年秋に静岡県から雌のヤギ1匹を購入。飼育場所を探していたところ、自宅でゲストハウスを営み、英語が得意な学生との接点を求めていた同市岡田下岡田のリンゴ農家川辺謙介さん(32)と出会い、川辺さん宅の庭で飼うことになった。

 大学の文化祭で募って決めたヤギの名前は「ヒメ」。すぐに近所の子どもやお年寄り、ゲストハウスを利用する外国人にかわいがられるようになった。今春、2人は「ヤギを通じて世の中とつながれるのでは」と草取り隊を結成。これまでに同大教授や近所の住民から庭や畑の除草依頼を10件ほど受けてきた。

 ただ、現在は依頼のあった場所には歩いて向かう。2時間近くかかることもあり、ヤギへの負担も大きかった。「出張できる場所を広げ、都会でのイベントでも触れてもらいたい」と今月、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で軽トラックなどを購入するための資金調達を始めた。目標金額は50万円で、12月12日まで募る。長田さんは「ヤギを介していろんな人とのつながりをつくりたい」と話している。

 草取り依頼などの問い合わせは椚谷さん(電話080・2374・8266)へ。

(11月11日)

長野県のニュース(11月11日)