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小池氏の「辞任当然」「野党連携を」 県選出国会議員ら

 希望の党の小池百合子代表の辞任について、10月の衆院選で分裂した民進党や同党出身の県選出国会議員、衆院選の落選候補者は「敗戦の責任を取るのは当然」などと受け止めた。一方、野党の再編・連携が進展する可能性に期待する声も出た。

 希望の下条みつ氏(衆院2区)は「都政に専念してほしいといった意見を誠実に受け止めたのでは」と推し量った一方、「衆院選の結果は候補者一人一人の責任」と指摘。玉木雄一郎氏が名実ともに代表になった点を強調し将来の野党再編の必要性を訴えた。

 希望の井出庸生氏(同3区)は「国会のことは国会議員に任せていただき、身の引き締まる思いで受け止めた」。新体制では政調会長代理に就き、「国会論戦するためにさまざまな政策を深掘りし、希望らしさを出していく」。

 希望に移り、3区から4区に転出して落選した寺島義幸氏は「多くの仲間を失った責任を取った形なのだろう」と淡々。5区公認で落選した中嶋康介氏は「もともと民進党県連とのつながりを重視してきた。小池氏とは接点がなく、評価しにくい」と述べた。

 一方、民進党県連の羽田雄一郎代表(参院県区)は小池氏の「排除」発言を挙げ、「発言の影響を率直に謝罪した。新執行部に党を任せると決断し、それを実行した」と評価。希望との連携については「もともと同じ党。立憲民主党も含め連携していかなければならない」とした。

 民進の杉尾秀哉氏(同)は「党をつくった本人がこのタイミングで辞任するのは中途半端な印象」と指摘。「自民党との連立の可能性をにおわせる発言もあったので、希望が『第2自民党』になる可能性は薄まった」とみる。

 衆院選で希望の公認を受けず無所属で当選した篠原孝氏(衆院1区)は「混乱させた小池氏の責任は重大。選挙で負けたら辞めるのは当然」。希望について「国民の支持を得ていない。『第2保守』はいらないということ」と指摘し、「野党を統合していくしかない。中道リベラルで政権を奪還する」と述べた。

(11月15日)

長野県のニュース(11月15日)