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県立武道館の予算案提出へ 建設費は50億円台後半

 佐久市猿久保で2019年度中に利用開始予定の県立武道館について、県が建設に関連する予算案を22日開会の県会11月定例会に提出する方針を固めたことが15日、分かった。建設費は当初50億円程度としていたが、50億円台後半となる見込み。関係者によると、武道以外でも多目的に利用できるよう配慮したことなどにより、当初の見通しより膨らんだという。

 県は県立武道館について、基本設計と、最終的な計画となる実施設計を担う設計業者を16年11月に決定。来年度前半に着工したい考えで現在、実施設計を進めている。予算案には建設業者の選定に向け、来年度分の予算をあらかじめ確保する債務負担行為として計上する見通しだ。

 県立武道館を巡っては、16年5月に基本構想を決定。基本構想では、2千平方メートル程度の主道場(柔・剣道場6面可)のほか、柔道と剣道用の二つの道場(各3面程度)、会議室などを備え、延べ床面積は1万1千平方メートル程度とした。

 施設の整備方針として「県の武道振興の中核的拠点となる施設を目指す」と明記。北信越レベル以上の規模の大会開催を目指し、他のスポーツや文化活動にも活用するとしている。

 一方、佐久市は老朽化した市営武道館の建て替えを検討中で、県との二重投資を避けるため、同市猿久保の市有地への県立武道館建設を県教委に求めていた。

(11月15日)

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