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県立武道館建設は57億円

 県は16日決定した本年度一般会計補正予算案で、佐久市猿久保に整備する県立武道館の建設費57億1100万円を債務負担行為として設定した。国体など全国レベルの武道大会に対応し、来年7月に着工、2020年3月の利用開始を目指す。

 コンサートなど多目的に利用できる施設を目指すとして、16年5月に決定した基本構想には盛り込んでいなかったステージ(約200平方メートル)を主道場に設ける。基本構想では建設費を50億円程度と見込んでいたが、ステージ追加や建設資材高騰の影響で約7億円膨らんだ。

 県が示した施設概要によると、一部2階建て延べ約1万1600平方メートル。約2千平方メートルの主道場とそれぞれ約830平方メートルの柔道と剣道用の二つの道場などを備える。主道場の2階には1500席の観客席を設ける。

 補正予算案では他に、県信濃美術館(長野市)に併設する東山魁夷館(休館中)のバリアフリー化などを進めるための改修費8億4700万円を債務負担行為として設定。19年度の開館を予定する。

 債務負担行為は、来年度以降の数年度にまたがる支出をあらかじめ確保する手続きで、入札や契約ができるようになる。

 債務負担行為を除く、通常の予算追加額は16億500万円。10月の台風21、22号で被災した県内約110カ所の土木施設の復旧費として10億200万円を計上した。

(11月16日)

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