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高校の将来像考える地域協議会 19年9月までに設置

 県教委は15日の定例会で、県立高校第2期再編に向け、来年3月に公表する実施方針案の「たたき台」と今後のスケジュールを決めた。旧12通学区ごとに高校の将来像を考える地域協議会は、県教委が市町村長に設置を要請し、遅くとも2019年9月までに全通学区に設置。旧通学区ごとの再編内容を示す再編整備計画は、20年3月までに決まった分を1次分として先行して進め、21年3月までに全通学区の計画を確定させる。

 第2期再編や今後の高校教育の在り方を盛った改革は、これまで「学びの改革」としてきたが、実施方針案と来年9月決定の実施方針は「高校改革〜夢に挑戦する学び〜」に名称を変えることにした。

 地域協議会は市町村長、市町村教委、産業界の代表などで構成。県教委は各協議会からの提案を踏まえた上で、再編整備計画の内容を判断する。

 地域協議会の設置について県教委はこれまで、「地域ごとの自発的な立ち上げを想定している」としてきたが、市町村長に要請して全旧通学区での設置を促進する。高校教育課は「(設置について)県教委として主体的に関わっていく」とし、進行状況に旧通学区間で差が出ないようにする考え。

 県教委は15日、7〜8月に行った地域懇談会で寄せられた意見への回答も示した。懇談会では再編基準の根拠を問う声が多かったが、県教委は「少子化が進行する中、いずれ再編基準に該当する」とし、基準を変える考えがないことを改めて示した。一方、少人数学級についてはモデル校を指定し、学習効果などを研究するとした。

(11月16日)

長野県のニュース(11月16日)