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寒さに耐えて 「四季桜」かれん 根羽で咲き始め

木々の紅葉を背景にかれんな花を咲かせる四季桜=16日、根羽村黒地木々の紅葉を背景にかれんな花を咲かせる四季桜=16日、根羽村黒地
 春と秋に淡い桃色の花をつける「四季桜」が、長野県下伊那郡根羽村黒地で咲き始めた。ぐっと冷え込んだ16日、かれんで小ぶりな花が周囲の木々を彩る赤や黄色の葉と共演。枝先には膨らんだつぼみが幾つもあり、見頃は12月上旬になるという。

 近くに住む石原一弐(かづじ)さん(73)が28年前に岐阜県の知人から挿し木を譲り受け、所有する水田の脇に植えた。妻の千郷さん(68)と手入れをし、花が咲くのを毎年楽しみにしている。

 千郷さんによると、春は花びらが舞い散るが、秋は木に残ったまま色あせていく。千郷さんは「春はあちこちに美しい桜が咲き、四季桜の存在感が薄れてしまうが、秋は紅葉を背景に写真を撮ろうと多くの人が訪れる。きっと四季桜も喜んでいると思う」と話していた。

(11月17日)

長野県のニュース(11月17日)