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県立大 県が6年間の計画素案 英語力 目標レベル示す

 県短大(長野市)を四年制化して来年4月に開学する長野県立大(同)の評価委員会(委員長・山沢清人前信州大学長)は20日、県庁で開き、県側が大学運営の指針となる中期目標(6年間)案と、同目標を達成するために作成する中期計画(同)の素案を示した。中期計画素案では、英語力の目標を「2年次修了時までに全学生がTOEIC(英語能力試験)600点以上、平均点700点以上」とした。

 TOEIC600点は英語で議論するのに最低限求められるレベル。県立大では2年次に全学生が海外短期研修「海外プログラム」を体験する。中期目標案では、海外プログラムなどを通じて実践的な英語力を身に付け、グローバルな視野を持つ人材を育てるとした。

 中期計画素案ではこのほか、大学院設置に向けた具体的な計画を検討し、結果を県に提案するとした。他大学との単位互換制度は2021年度までに実施する方向で協議。他大学からの編入学については22年度導入の方向で検討する。

 具体的な数値目標として、「管理栄養士国家試験の合格率100%」や、外部資金の積極的な調達を目指し「(教員による国などの)科学研究費補助金申請率毎年度80%以上」などを掲げた。

 中期目標案には、県立大が県内のシンクタンクとしての役割を積極的に果たして「知の拠点」になることも盛った。

 県は委員の意見を踏まえて修正した中期目標案を、県会2月定例会に提出する。

(11月21日)

長野県のニュース(11月21日)